ブラジル家族旅行記④。

ぶるーな

2009年12月21日 23:04

 朝早くマリンガに到着し、ホドビアリアでカフェダマニャンをとる(バスターミナルで朝食をとる)。
 
ホドビアリアから私がJICAのボランティア時代お世話になった老人ホーム和順会までは、歩いてもいける近い距離にあるのだが、スーツケース2つに、チビ二人(そのうち一人は裸足)、妊婦、という状況のため、タクシーに乗ることに。

7時半ごろ、和順会に到着。
久しぶりに会う入居者のお年寄りたち、職員たちと挨拶を交わす。

約2年ぶりだけど、ぜんぜん変わらずお元気そうな方もいれば、体力が落ちて変わってしまった方、そしてもうこの場所から旅だってしまった方・・・。再会を喜びつつ、亡くなられた方の思い出などを聞かせてもらったり。

和順会で私は2002年から2004年までの2年間ボランティアとして活動させていただいた後、2007年の4月から9ヶ月間は住み込みで家族みんながお世話になったのだ。特に二女の出産前後はここで過ごさせてもらったので、二女にとっては生まれ育った家といってもいいくらい。

そんな思い出いっぱいの場所に、また家族で戻ってこれたことの幸せをじわっと感じつつ、とりあえず部屋に荷物を置かせてもらって、午前中のうちにポリシアフェデアル(警察署)での用を済ませるために早速お出かけ。

二女が靴を失くして裸足のため、とりあえずスーパーに立ち寄って履物を探す。
立ち寄ったスーパーのオーナーさんも、ブラジル滞在時代にだいぶお世話になった方。
二女に履かせる小さい草履を買おうとすると、プレゼントしてくれるという。さらに長女の分まで持ってってとかわいい草履を持たせてもらう。申し訳なくも、ありがたくご好意に甘えさせてもらう。

ポリシアフェデラルに行く目的は、私の外国人身分証明書を受け取ること。2年前に手続きをしていたが、出来上がるのを待たずして日本に来てしまったので、今回はそれを受け取らなけばならなかった。

ポリシアフェデアルは永住ビザの申請や、主人や子供たちのポスポートの更新などでだいぶお世話にもなったところ。書類関係を扱うところではあるが、一応「警察」なので、主人があわや逮捕されそうになったのもこの場所だった。。。とにかく思い出のある場所であることには違いない。

受付を済ませ、しばらく待っていると見覚えのある職員さんが現れる。私が永住ビザを申請したときに我が家に「実調」に来た女性職員さんだった。彼女から出来上がった私の身分証明書を受け取る。おしゃべり好きの主人がなにか言いたげであったが、ここで油断して余計なことをしゃべるとまた「逮捕」騒ぎになる可能性があるので、お礼のみを述べて速やかに退席。

無事に目的を果たした私たちは、お昼をとるためにセントロ(町の中心部)に向かうことに。
バスに乗ろうと待っていると、ある男性が「自分もセントロに行くから車に乗せてあげる」とのこと。一瞬「お金目的?」と疑ってしまうが、そうではなさそうな感じ。見ず知らずの方だったが、本当に親切にセントロまで私たち家族4人を送ってくださって、金銭を要求することもなかった。きっとチビたちをつれてお腹も大きくフラフラ歩いていた私をかわいそうに思ってくれたのかもしれないが、親切なブラジル人に出会えたことに感激。基本的に、ブラジル人は妊婦やお年寄りに親切。ありがたいありがたい。

お昼に食べたいものはいろいろあったが、結局向かった先はやはりよく通った「HATANAKA」という日系人の経営するレストラン。安いランチが主人の超お気に入りで、ビンボーだった私たちはいつもここのランチにお世話になっていた。

ランチは「ごはん、フェジョン(豆)、肉、サラダ」と決まっている。

↑こんな感じ。

お腹を満たし、その後はこの日のメインイベント和順会の「一芸大会」へ。

和順会では毎年9月ごろに「老荘演芸大会」という大きなイベントをして、たくさんの日系人の方が歌や踊りを披露しあうのが恒例行事になっていた。入居のお年寄りたちもこの日に向けて、練習を積み重ねるのであった。

ところが今年は新型インフルエンザの影響で、この大きなイベントが中止になってしまったとのこと。
なんとも残念だったが、その代わりに私たち家族が和順会に来る日にあわせて「一芸大会」を企画して下さったのだ。
そうと知って、これは我が家からも一芸を披露しなければと、娘たちを舞台に上げることに。

二人のエイサーを披露しようと準備してきたが、舞台に上がった二女は泣き出してしまい、結局長女がひとりで踊ることに。
 
 
「七月エイサー」「ありがとう」の2曲を堂々と踊りきり、たくさんの拍手をもらった長女。

お年寄りの皆さんも、練習を重ねた歌を披露してくださり、最後にみんなで記念撮影。
 
入居者の歌のひとつが「てんとう虫のサンバ」だったので、てんとう虫が2匹登場・・・。

楽しいイベントを企画実行してくださったNさんZさん、S先生、職員、理事さん、婦人会の皆さん、本当にありがとうございました~。

この日の夜には、「トンカツパーティー」で夕食もごちそうになり、至れり尽くせりで申し訳ないくらい。

お腹も心も満たされ、久しぶりのマリンガの夜は幸せな気分で眠りについたのであった。(ブラジルについて初めて体を伸ばして眠れた夜だったし♪)

・・・続く・・・